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[DNS] IEの “インターネット オプション” でプロキシサーバを設定してGGを利用している.接続先のGGサーバのAレコードを変更して接続したところ,旧サーバへ接続される.クライアント上でPINGを実行すると,新サーバの応答が得られる.

技術ノート
12/22/2011

[番号]
技術ノート KGTN 2011122001

[現象]
[DNS] IEの “インターネット オプション” でプロキシサーバを設定してGGを利用している.接続先のGGサーバのAレコードを変更して接続したところ,旧サーバへ接続される.クライアント上でPINGを実行すると,新サーバの応答が得られる.

[説明]
先ず,PINGコマンドはTCP/IPでなくICMPで通信を行い, “web-based ping” というような特殊なツールを除きプロキシサーバを利用しません.つまり,PINGコマンドは (GGサーバの) 名前解決をクライアント上で行います.他方, “インターネット オプション” でプロキシサーバが設定された環境では,GGに入力されたGGサーバの名前はプロキシサーバ上で解決されます.PINGコマンドとGGクライアントでは,名前解決が行われる場所 (リゾルバ) が異なりますので,このような現象が発生します.プロキシサーバが参照しているネームサーバ上で, (GGサーバの) 名前解決がどうなるか確認して下さい.

基本的なことですが,DNSのAレコードを変更しても,その内容が直ちに反映されることはありません.出来る限り早く反映させるにはゾーンや各レコードの TTL (Time-To-Live) に短い値を設定する必要があります.これ以上の細かい内容については,GGのサポートの範囲を超えますので,書籍やインターネット上の情報を参照して下さい.

補足1
DNSの浸透問題 (変更した設定内容が期待通りに直ちに反映されない問題) は,さまざまな要素が絡み理解が難しいのですが,下記のページ (ブログ) で詳しく説明されています.

なぜ 「DNSの浸透」 は問題視されるのか 1〜6
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2011/10/27/1/1

補足2
東京と大阪にGGサーバがそれぞれ1台あり,障害発生時に 東京→大阪 というようにGGサーバを切り替えたいのであれば,IPアドレスとして

<東京のGGサーバのIPアドレス>;<大阪のGGサーバのIPアドレス> *1

を指定することで (2つのIPアドレスをセミコロンで区切って並べる) ,東京のGGサーバへアクセス出来ない時は自動的に大阪のGGサーバへアクセスします.なお,東京のGGサーバへのアクセスが失敗した後に大阪のGGサーバへアクセスしますので,その分ログオンに要する時間が多少長くなります.
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*1 GGW3.2.1 と GGH4.0 それぞれで機能します.

補足3
障害発生時に準リアルタイムにGGサーバを切り替えたい場合, DNS の機能を利用して行うことは技術的に無理があります (コストを考えなければ IP Anycast を利用する方法があります) .現実的には,ActiveX クライアントを使用し,専用のウエッブページで接続先のIPアドレスを動的に切り替える方法が考えられます.

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KGTN2011122001.pdf (92.7 KB) kitasp 技術センター, 12/22/2011 01:11 PM